のど赤き

こんばんは。りんでございます。怖いほどの止まない大雨。八年ほど前の梅雨再来のような7月。半夏生もすぎて、田んぼには青い苗がそろう頃なのに。恐怖の日々です。

 

そんな中ではありますが、画材やさんで見つけた団扇を絵手紙でつかってもらいました。なかなか風情があります。

大好きなツバメが空を泳ぐ・・・相方がそんな一枚を描いた翌日、悲しい出来事がおきました。

今朝、一羽の赤ちゃんツバメが冷たくなって落ちていたのです。。。

今年、久しぶりにうちのマンションの入り口にツバメが帰ってきてくれたのに。

親鳥が熱心に卵を温め、ようやく孵った矢先のことでした。

 

相方がそのままにしておくのは、あまりにも可哀想だと、その冷たい赤ちゃんツバメを土にかえれるように木の下に埋めてあげました。爆音に近い雨が少し途切れた時でした。

 

きっと今ごろ、この団扇のツバメのように仲間とすいす~~いと飛び回っていることでしょう。そして、またうちのマンションの入り口に帰ってきてくれたら・・・とお祈りしました。

 

そういえば・・・ペンギンは海を飛ぶように泳ぐ鳥で、ツバメは空を泳ぐように飛ぶ鳥です。共に風をおこすのです!!

 

そして、団扇で仰ぐ風は、なんと柔らかい風でしょう。出来ることなら、親鳥の悲しみもこの風で飛ばしてあげられたらな。